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チラシの裏です

あざとい男ファンクラブ

今日は日本語の話です。

 

 

 

 

 

「あざとい」とは何やねん。

 

 

 

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我らがOxford Languagesには「押しの強い、どぎついやりかた」と「小りこうだ」と書いてあります。

 

 

 

 

 

現代ではこれよりももっと別の使い方をされている気がします。

 

 

 

 

 

チラシの裏をネット上に公開しているような憐れな男には何の縁も無いゼクシィ調べでは「あざとい女」という言葉に対し「計算高い」「ずる賢い」イメージを持つそうですね。

 

 

 

 

 

二次元のキャラクターにも属性としてのあざといが言えます。どうやらポケモンのカスミ骨川スネ夫飴村乱数は全て同じグループで括られるらしく自分の中でパラダイムシフトが起きました。これが「あざとい」?

 

 

 

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このサイトの一部抜粋なのですが裏表があったりぶりっ子なのはあざといの範疇なのでしょうか?

 

 

 

 

 

キャラクターの否定ではなくジャンル分けがミスってませんか?という話です。

 

 

 

 

 

 

僕の考える真の「あざとい」キャラクターは猫かぶってなくとも、ぶりっ子でなくとも成り立ちます。というか僕のコレこそあざとい野郎のことだと思っています。説明させていただきます。

 

 

 

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①常に我々にとって好感度の上がる事をする

 

僕にとってのあざとい条件一つ目はいいヤツであることです。酷い事をするような奴はあざといわけがありません。

 

 

原義でも小利口であること=あざといことなので善く有ることは必須です。

 

 

 

物語中で全てとはいかずとも好感度が上がるような行動を取ることが大事。例として普段のジャイアンは①には当てはまりませんが劇場版ジャイアンは①に当てはまります。

 

 

 

 

 

 

②嫌味ったらしくなくカッコいい

 

カッコいい事はかなりessentialです(今日は横文字が多くてイケてますね)

 

カッコ良くないけど①に当てはまる場合、それはただのいいヤツです。あと熱血漢は当てはまらないと考えてください。松岡修造はあざとくありません。

 

 

 

 

カッコいいという言葉は、結構広く考えて大丈夫だと思います。究極の優しさでも顔が良い事でもなんでもいいでしょう。

 

 

 

 

例として実にダメな時ののび太は②に当てはまりませんが人の幸せを願い人の不幸を悲しめるときの野比のび太は②に当てはまります。

 

 

 

 

③それらを自覚しない

 

これがマジで重要です。

Naturalに①と②を遂行する必要があります。

 

 

 

例えばしずかちゃんにモテる為に逃げたカナリヤを探しに行くのはダメで、

誰の為でもなく純粋な優しさからカナリヤを保護したら実はしずかちゃんのカナリヤだった必要があります。

 

 

 

 

 

誰かに好かれようとするのは悪い事ではありませんが、あざとさには不要です。というか愛する人の事で精一杯で好感度のことなど気にしていられません。

 

 

 

 

 

例として、アレ?ちょっと待ってください。

ドラえもんのメインキャラクターを使い切りました。出来杉君や野比玉子は別に③には当てはまりません。

 

 

 

 

そもそも③に当てはまるという事は①と②を内包する事と同義です。

しかし、このブログはチラシの裏なのでこのような些細な間違いで悩みたくありません。伝われば良し。

 

 

 

 

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ドラえもん大好きブログでもある良いブログです。

 

 

 

 

説明は長くなりましたが①②③の三拍子揃ったイカしたやつこそ属性としてのあざといキャラクターだと思っています。

これは我らがOxford Languageには載っていない新たなMeaningです。この時点でExford、いやAxford Languageくらいはあるかも知れません。

 

 

 

 

 

この新たな「あざとさ」を本来の意味と区別するために便宜上Azathoいと書かせていただきます。

 

 

 

 

 

そして満を持して僕の考えるAzathoいキャラクターを発表致します。何がAzathoいのかも共感してもらうために①②③に当てはまる要素も挙げつつ紹介させていただきます。

 

 

 

 

 

チェンソーマンを読んだ事ない人には特別に教えるのですが、ネタバレが書いてあります。

この男はいけません

 

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↑向かって右側が早川アキ

 

①身寄りの無いデンジやパワーを居候させたり悪魔のようなヤツらだけど兄弟のように可愛がり生きて欲しいなどと幸せを願ってくれる、寿命を削ってまで姫野先輩や天使君を助けてくれる(助けようとする)

この男が好感度を下げた瞬間など最初にデンジをぶん殴った時以外にはありません。

 

 

それ以降は我々の好感度右肩上がりです。つまり極大・極小が一コずつしかないとも言えます。

 

 

 

②顔が良い、イケメン、刀を持ってる、優しい、顔が良い、謎の髪型、高級取り、貯金ある、部屋が沢山ある謎の間取りの家に住んでいる、腕が消し飛んでもメシを作ってくれる、家族の墓参り忘れない、顔が良い、居候の面倒見がいい、能力がかっこいい、ザコだからまだまだ伸び代がある、

 

特に家族の墓参りを忘れないところは素晴らしいカッコよさだと言えます。

墓参りサボってませんか?それではAzathoくはなれませんね。

 

 

 

 

③そしてそれを自覚しない

 

この男は家族の敵討ちの為だけに行動し、でも途中で今いる家族を大事にしたいという考えにシフトし、そのまま何も成し遂げることが出来ず死にました

 

 

 

この男が自分を労る瞬間が生涯幾つあったでしょうか?鏡を見る瞬間は幾つ?「俺、みんなの為にいい事をしてちょっとカッコいいじゃん、顔も良いし」と思った事はあるでしょうか?

 

 

 

 

早川こそAzathoい男の完成形であります。異論は勿論認めます。進化は対話から生まれます。

 

 

 

 

 

 

もう1人2人挙げたかったのですが早川アキで力を使い果たしてしまいました。決して思い付かなかったわけではありません。クラウド伏黒は、当てはまると思います。クラウドって好感度システムがあるのでは?という質問は、大変無粋であります)

 

 

 

 

 

このチラシの裏を読んでいる人はいないと思いますがもし他にもAzathoいキャラがいましたらコメントで教えてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、このブログは実はチェンソーマンのファンブログではないか、というエア質問がありましたが事実です。第二部・アニメが始まり次第このブログはチェンソーマン専用ブログとなりますので悪しからず。

 

 

 

 

Hastur

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